朝起きて窓を見ると雪が降っていました~!
この日の気温、最高2度、最低マイナス2度だそうです🥶
*稚内副港市場*
今回のステイは素泊まりプランにしたので、ホテルから車で4分、徒歩16分の所にある、稚内副港市場で朝食を食べにやってきましたよ。
週末なこともあり、活気づいていてこれぞ市場って感じがしますね🐟
この施設には、稚内副港市場内に海鮮屋さんと食堂とカフェが入っています。
カフェ以外は11時から営業開始ですので注意です!
このボリュームで1,000円!しかも新鮮な色!大阪ではこんな新鮮なお刺身を気軽に食べることができないので羨ましすぎる~(*ノωノ)
ということで、お刺身盛り合わせ購入。
~海鮮丼 魚常~
魚常さんは海鮮専門で小さめなお店ですが、隣にあるてっぺん食堂でも魚常さんの海鮮丼がいただけます。
てっぺん食堂が混んでいて、海鮮丼が食べたい方にはこちらで済ますのもいいですね。
~てっぺん食堂~
てっぺん食堂さん、意外にも奥行きがあって広いです!
テーブル同士の間隔も十分に取ってあるのでコロナ対策は問題なさそう。
先ほどの魚常さんのメニューもちゃんと提示してあり、どちらでも食べれるっていいですね。おすすめの魚常特製海鮮丼をいただきます!
丼物や麺類、カレー、うどん、そば、お子様ランチもあり悩みます。
魚常特製海鮮丼です!
お腹が空いていたからなのか?今まで食べた海鮮丼で一番おいしかった気がしますw
酢飯でかさまししてないし、海鮮とご飯の割合がちょうどよかったです(*´▽`*)
市場のお兄さんが鉄板チャーメンが人気と教えてくれたので、食べてみることに!
具材多めでタレが濃いめで男性ウケ間違いなさそうですねw
夫がお酒が飲みたくなると言っていました。
~ノスタルジー~
閑散としていましたが、市場横に港ノスタルジーと稚内ノスタルジーというエリアがありました。
なので昭和ノスタルジックな映え写真を撮りたい方にはうってつけのエリアだと思いますw
たばこ屋さんのカウンターの中に入れたらたばこ屋さんごっこできたのに~なんてw
昭和な音楽も流れていて平成生まれの私でも懐かしい感じに浸っていましたww
樺太ノスタルジーという部屋もあって、そこでは樺太庁豊原中学校の教室が再現されていました。
その中の資料を見てびっくり。樺太ってこんなに鉄道が栄えていて今でも通用する立派な西洋建物が立ち並んでいたなんて('Д')
余談ですが…
私、「美醜の大地」という漫画が好きなのですが、その漫画の主人公のハナが樺太出身なのです。
樺太の大泊(おおとまり)という港に来ている引き揚げ船に乗って母親と小さい弟を連れて逃げようとするのですが、当時樺太で最も大きな製紙会社の御令嬢をリーダーとするグループからの悪質ないじめにより船から追い出され、極寒の海で母と弟を失い、闇医者に整形をしてもらって復讐をするという話の漫画です('ω')
~樺太記念館~
少しわかりにくいですが、市場からだと市場にある大きな船の模型の中の階段を上がったところ、ノスタルジーエリアからだとそのまま階段を上って2階に樺太記念館があります。
ここのおじさんめっちゃフレンドリーで途中まで解説をしてくれました!(私達だけの貸し切り状態だったからかもw)
というか稚内の人みんな優しかったです😄
昔樺太では、養狐場があったらしく襟巻を輸出していたらしいです。
今の時代ではアウトですね😫
昭和16年12月の国勢調査のデータによると、当時樺太には40万6557人が暮らしていたそうです。
資料を見ると漁業と林業がとてつもなく盛んでびっくりしました!
製紙業も盛んで、日本で使う新聞紙の8割は樺太で生産していたようです。(;・∀・)
樺太では王子製紙が名を馳せていたということで、先ほど紹介した美醜の大地の御令嬢である高島津綾子は王子製紙の一族であったのか~っと思う私w
ゴールデンカムイは読んだことないのですが、作中の案内人?の人が死す場所が天第2号らしいです。…ちょっと記憶に自信がなくなってきた😅
樺太時代豊原というところは写真で見る限り、多くの西洋建物が建って栄えていた都市部です。ロシアではユジノサハリンスクと言うみたいですが。
日露戦争後、ポーツマス条約により北はロシア、南は日本が領有することとなりました。北緯50度を境に北はロシア領、南は日本領の樺太。
国境にこのような天第1~4号という国境石を建てていました。
この天第1号はレプリカです。4つあったうちの2つは現存しませんが残り2つは残っています。
本物の1号はサハリンの郷土博物館に保管されていて、2号は根室市歴史と自然の資料館に保管されているそうです。
日本領側には大日本帝國と刻まれ、
反対のロシア帝国側には、双頭鷲の紋章があります。
РОССІЯはロシア、ГРАНИЦАは国境という意味らしいです。
国境画定作業は日露共同で行ったそうですが、この国境石に関しては日本の花こう岩を現地に持っていって、日本人の石工が将棋の駒を模して作ったそうです。
アメリカと日本との戦争が始まっても樺太は平穏で、学校ではロシア人と日本人と朝鮮人が一緒に勉強をしていたそうです。
1945年8月15日正午、昭和天皇による玉音放送(玉音とは玉のように美しく清らかな音や声のことで、天皇の肉声を敬った言い方ですね。)にて日本が無条件降伏しました。
ところが終戦後もソ連軍の攻撃は続き、樺太西海岸にある真岡(現在はホルムスク)にとっては20日が終戦日と。
かの有名な宮沢賢治、妹の死の傷心旅行で訪れた樺太旅行があの「銀河鉄道の夜」を生むきっかけとなったそうです。
シアタールームもあります。
この映像は、稚内市の大学生が作成したそうです。とても感動し感銘を受けました!
恵須取(エストル)町の漁業栄えすぎてて笑った😂
時間の都合上全部は見れなかったのが残念です。。
九人の乙女の説明は割愛させていただきましたが、稚内市の観光名所に通ずるものがあるのでできれば見てほしいです。
稚内市を観光する前に、この資料館に行った方が観光が確実に楽しくなると思います!!
「05現代の若者編」はyoutubeで見ることができますのでリンクを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=2W2qr6zWDuA
ここで残念なお知らせ。
併設されていた、「港のゆ」閉店😫
この副港市場内で食べて・歴史を見ての後に温かい温泉に入りたかったです😱
ここの温泉があれば、ホテルから一番近い温泉だったのになぁ~。。
ぬるぬる系の天然温泉だったそうですよ。
~稚内丸善(株)マリンギフト港店~
トレイに沢山に入ったプリプリ新鮮な白子が1,000円で売ってました🎇
いいなぁ~~~(*´▽`*)
白子のポン酢ともみじおろしを一緒に食べるの大好きです♡
八角食べておきたかったなー悔い💦
深海魚で食べれる身は少ないらしいですが、淡白で食べやすいそうです。
銀杏藻という海藻が40g400円程で売っていました。
調べると楽天などで800円+送料で売っていたので格安で買えます!
ノシャップ岬
ノシャップ岬はホテルから車で約10分。
晴れた日には利尻山と礼文島、サハリンの島影を一望でき夕暮れ時には地平線に沈む夕日がとても綺麗だそうです。
ノシャップの由来は、岬がしゃくれたあごのように突き出たところからきたアイヌ語の「ノッシャム」が由来だそうですよw
隣接のノシャップ寒流水族館には、本日の日の入り時間が掲げられていました。
私たちが訪れた日の日の入り時間は、15時58分でした。早っww
宗谷岬
稚内市内から車で約40分。(駐車場無料)
JR稚内駅からバス(天北宗谷岬線)で約50分「宗谷岬」下車。
日本最北端の地の碑は、北緯45度31分22秒、宗谷岬の突端に位置し、まさに日本のてっぺんに建てられています。
碑は、北国のシンボル北極星の一稜をかたどった三角錐をデザインしたもので、塔の中央にあるNの文字は「北」を、そして台座にの円形は「平和と協調」を表しています。
海水はと~っても綺麗でした!寒かったけど手を入れてみましたw
ここには日本最北端の自販機がありましたw
ちょうど写真を撮っている人のところww
ロシアが近いのもあってマトリョーシカが売られています😂
お土産エリアの奥には流氷館という、無料で漂流を見れる部屋がありますよ!
-13.4℃でこの厳重な扉を見ると怖くなって足がすくんでなかなか進めませんでした😅
誰もいないし…もし機械故障で閉じ込められたらどうしようと思っちゃってww
たまにニュースで冷凍室に閉じ込められてって聞くじゃないですか?!💦
部屋の前に置かれた可愛いたぬきの剥製に励まされ、なんとか覚悟を決めて部屋に入ることができました。
荒涼として剥製とぬいぐるみが置かれたこの空間ww
思ったより寒くない!!
海風に当たって麻痺したのか?!ww
怖くないようにお前可愛いなぁ~
と心の中で話しかけながら進みましたw
部屋を出るとおつかれと言わんばかりの狐の剥製。
あなたは、キツネとタヌキどっち派ですか?w
旧海軍望楼
漂流館のあるお土産物屋を出ると、横には塩帆立ラーメンで人気の「食堂 最北端」があります。スープはホタテのエキスが凝縮されていて香り豊かで美味しいそうです。
また、高台を登ると旧海軍望楼があります。
明治35年(1902年)、帝政ロシアとの国交が悪化し始めました。
国境の備えとして旧帝国海軍が建設したもので、海上監視のためこの見晴らしのいい高台に作られました。
日露戦争の終結に伴い望楼の使命は終わりましたが、その後も、無線通信基地や、太平洋戦争では対潜水艦監視基地として使用されました。
とりあえず寒すぎましたw
ちなみにこの周辺の観光ですが、風車小屋が目印の「アメリア・ゲストハウス」や砕いたホタテの貝殻が敷き詰められた白い道があります。
アメリア・ゲストハウスは私たちが行ったときは営業していませんでした😂
メニュー豊富で、牧場が近いせいか放牧された牛たちを見ることができ、やはり宗谷牛を使った料理が人気のようです。
北防波堤ドーム
宗谷岬から戻りまして、北防波堤ドームへやってきました。
ソ連が国境を越えて攻撃してきたとき、樺太の人たちは引き揚げを余儀なくされ、家がないため稚内にある北防波堤ドームで寝ていたそうです。。
でも稚内住民はできる限りの支援で迎えてくれたそうです🙂
樺太資料館で歴史を知ってから稚内の高台にある観光名所、「氷雪の門」に行きたかったのですが…
残念ながら11/19から春までは路面氷結の恐れがあるため通行禁止になっており、行くことができませんでした😔
やはり稚内は夏に行くのがいいのか?!www
この時期は寒いので、耳当てが付いた帽子があるといいかもです。
セイコーマートおすすめ商品
今晩はお刺身盛り合わせがあるので、ご当地コンビニの「セイコーマート」で軽く買って晩ご飯とします。
私ホットシェフの入ったセイコマ大好きなんです💛
セイコマの毎日手作りおにぎりが美味しくって美味しくって(*´ω`*)
セイコマのおにぎりの消費期限は当日中です!
(札幌の人はセコマと呼ぶ人もいるらしい)
一般的な全国チェーンのコンビニのおにぎりはお米に油をコーティングして腐りにくくしているので日持ちしますが、セイコマのおにぎりは家のおにぎりです❣
お味も沢山ありますが、人気なので夜になるにしたがって品数が減っていく~(*_*)
定番な具材から、バター醤油チキンやベーコンおかか、すじこ、うに昆布、タレカツがあります。
私は塩さばが大好きで何度も同じの買っちゃうww
バター醤油チキンとても美味しかったですよ(^^)/
うに昆布とタレカツは陳列されているのを見たことがまだないので、見つけたら即買いしてみたいと思います!
動画でサクッと見ることもできます!